序章 ミッドガル
話は3年前に遡ります。
メテオが落下寸前のミッドガル。強風が吹き荒れて嵐のようになっています。
その中でヴィンセントとユフィが一般人の救出に当たっているシーンから、美麗ムービーが始まります。
○瀬氏がこだわっていた、FF7のラストにいなかった二人が何をしていたか、の説明ですね。
人命救助が一番似合わない二人じゃないかなあ。
魔晄キャノンに生命反応があるのを確認して、ヴィンセントは階段を駆け上っていきます。
っつーか、跳んじゃえばいいのに。でも彼の軽やかな身のこなしが拝めて眼福です!
強風になびく髪やらマントやらもいい感じですし。
キャノンのコンソールには、北の大空洞に行くはるか前に倒したはずの宝条が突っ伏しています。
日数がたっているのに腐ってもいない。ってことは、死んでない! ジェノバ細胞は防腐剤の効果もあるとか?
ヴィンセントはこれを予測していたかのように、彼にしては珍しく、憎しみの表情を浮かべて銃口を向けます。
FF7のラスボスはセフィロスなんだけど、ヴィンセントにとっての天敵は宝条なんですね。
それがDCではいっそう強調されましたねー。
その時落雷があり、ヴィンセントは吹っ飛ばされて柵に叩きつけられます。
爆風が収まるのを待って顔を上げると、宝条の姿はどこにもない。
コンピュータの画面が怪しい言葉を明滅させているだけ。
迎えに来たユフィのエアバイク(?)に飛び乗って、諦めきれないヴィンセントは魔晄キャノンの上空を旋回します。
機械が苦手なヴィンセント、エアバイクは運転できたんだ…。
ところ変わってルクレツィアの祠。水晶に自分を封じたルクレツィアに一生懸命語りかけるヴィンセント。
コンプリートガイドでも,「伝わっているかどうかわからないけれど、彼女のところにしょっちゅう来ては語りかけていた」
という話。
いじらしいじゃありませんか! もー、幸せにしてやってよ、□eさん! 何だか涙出そうです。
ルクレツィアの第一声は「ごめんなさい」でした。ヴィンセントが償うべき相手としてみている人が、謝るって何だろう?
何に対してのお詫びなのかしら。謎をはらんだまま、DCが始まります。